オチェーアノのブッフェを物足りなく感じた理由
2023年8月、ホテルミラコスタにあるレストラン「オチェーアノ」に行きました。
お目当ては“ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~”ブッフェ(2023.7.1〜8.31)
予約に成功し、「念願のビリーヴのブッフェだ!」と楽しみにしていたのですが・・・
当日、なぜかテンションが上がりませんでした。「うわあ!おいしそう!」ってあまり思わなかった。
その理由を考えてみたところ、「これは時期を問わずオチェーアノのブッフェが抱える課題なのでは?」って気がしたので、考えたことをメモっておきたいと思います。
オチェーアノのブッフェにテンションが上がらなかった理由
メニュー数がちょい少ない
気のせいかもしれないのは百も承知ですが、
オチェーアノってブッフェのメニュー数がちょっと少ないと思う。
オチェーアノのブッフェの食事ゲットスペースは大きく3つに分かれていて、
- 手前がメイン系の料理
- 真ん中がサラダとスイーツ
- 奥が米やカレーやパン系
となっています。
で、この説明がキャストにテーブルまで誘導してもらう最中にされるんですけど、
正直「え、これだけ?」って思ってしまった。
オチェーアノのブッフェは3回目くらいだけど、毎回思う
もちろん、これがビジネスホテルの「一応用意しました系ブッフェ」だったら何も文句はありません。
でも、6,000円超えの高価格ホテルブッフェってことを考えると、多くの人が期待するであろう品数は用意できていないんじゃないかなって思います。
ブッフェって最初がMAXで、
「えー!こんなにたくさんメニューがあるの!すごーい!少しずつとって全部食べてみたいけど、それでも食べ切れるかわかんなーい!!!ヒャッホー」
って感じですよね。違いますかね
※ブッフェは終了に近づくにつれてテンションが下がる系の食事形式だと思う
※一方、コースは終了に近づくにつれてテンションが上がる系の食事形式
でも、オチェーアノのブッフェは
- ①ミラコスタに入ってテンションが上がる
- ②オチェーアノの待合室のソファに座ってさらにテンションが上がる
- ③メニューの説明を受けて「あれ、意外と少ないな」っていう第一印象を抱いてテンションが下がる
- ④メニューを取りに行って「やっぱりメニューそんな多くないんだな・・・」ってテンションが下がる
ってことになりがち。少なくとも僕は毎回こんな感じです。
海鮮系の料理が多い
そして用意されているメニューがココロオドル系じゃない。
オチェーアノのブッフェは、海鮮系の料理が多くて大人向けなんですよ。
それはオチェーアノが海の世界をモチーフにしたレストランだから仕方ない当然だしそうあるべきなんですけど、
お子ちゃま舌を持つ僕からすると、いまいちワクワクできないメニューが多い。魚多いなー・・・って。
もちろん一つ一つのメニューにこだわりが込められているのはわかります。
それに海鮮系以外のメニューもある程度用意してくれているのもわかっています。
でも、やっぱりお子ちゃま的にはハンバーグ!オムレツ!シューマイ!ってのが嬉しいわけですよ。
これはまた後でも書きますが、オチェーアノのブッフェはターゲット層がどこに設定されているのかイマイチわかりません。
子供が喜ぶメニューはそんなに多くないから、子供連れだったらシェフミッキーやシャーウッドの方が良さげだし、
かといって大人だったら、せっかくならコース料理とかでアダルティにいきたい。
オチェーアノのブッフェは一体誰向け???
かなり中途半端なレストランになってしまっているのでは…?って思ってしまいました。
ローストビーフが微妙
そして他のメニューの印象をすべて塗り替えるくらいのパワーを持っている「ブッフェといえばこれ!」っていう定番メニューが、
そう、ローストビーフです。
ローストビーフだけはなぜかキャストがその場で切り分けてくれるというVIP待遇。
あいつだけは特別。
もはやローストビーフさえクオリティが高ければ、他の料理がどれだけ微妙でも「ローストビーフおいしかったねー」ですべて解決するまであります。
言いすぎ
なのに。
オチェーアノのローストビーフはだいぶ微妙。なんか固いんですよ。柔らかくない。
しかもややパサパサしている。
少なくとも僕はオチェーアノのローストビーフに感動したことはありません。
といった感じで、提供されているメニュー微妙じゃね???っていうのがオチェーアノに対する最近の僕の感想。
歳をとってしまった
あとオチェーアノのブッフェをいまいち楽しめなくなった理由として、僕自身がそれなりに歳をとってしまったっていうこともあるのかなと思います。
もう子供の頃のように「食べ放題」ということに大きな価値を感じなくなってしまったんです。
悲しい
最初は「食べ放題だー」ってテンションが上がったのに、食べ続けているうちにお腹がキツくなってテンションが下がっていく・・・
っていう経験を何度もした結果、「ブッフェよりコースの方が断然いいよね」っていう結論に至りました。
悲しい
盛り付けが微妙
あとブッフェは盛り付けがどうしても微妙になりがち。
新しい皿に交換された直後は盛り付けがキレイで美しいけど、すぐに「みんなに食い散らされた感」が出てしまうのがブッフェです。
加えて、ブッフェは自分の皿に素人が盛り付けるから、皿の上がグッチャグチャになりがち。
全然美しくない。
せっかくミラコスタのオチェーアノという荘厳で芸術的な空間の中で食事ができるのに、皿がグッチャグチャになっちゃうんですよね。。。
ある意味、芸術的ですが・・・
料理の価値のうち、実は盛り付けが占める割合はかなり大きいんだなーってことに気づきました。盛り付けが素敵だとよりおいしく感じる。
そう考えると、美しく盛り付けられて皿自体がアートっぽくなっているコース料理は本当に素晴らしいと思います。
せっかくオチェーアノに行くならブッフェよりコースの方がいいのでは?って思います。
僕の意見
最後にディズニーホテルレストランに対する僕の意見を言わせていただきますっ!!!
子供連れの家族は、、、
コース料理は子供がいる家族にはなかなか厳しいと思うので(食事マナー的にも、食べ物の好き嫌い的にも、財布的にも)、ブッフェレストランで考えると、、、
例えミラコスタ宿泊だったとしても、
- リゾートラインに乗ってランドホテルのシャーウッドガーデン・レストランに行くか、
- ちょっと歩いてアンバサダーホテルのシェフ・ミッキーに行く
のがおすすめ。
どちらもアダルティでムーディな雰囲気ではなく、明るくて良くも悪くもガヤガヤした感じのブッフェレストランなので子供がいても安心だし、
メニューもオチェーアノほどは大人っぽくないです。
大人同士なら、、、
せっかくミラコスタのレストランに行くなら、なんとか予約争奪戦を勝ち抜いてオチェーアノのコースの方にするのがおすすめです。
ブッフェエリアの奥の、さらに薄暗いムーディな空間で見た目も素敵な料理を頂くことができます。
もしくは同じくミラコスタにあるベッラヴィスタ・ラウンジ。ディズニーシーのハーバーとプロメテウス火山が見えるレストランで、素晴らしい体験をすることができます!
オチェーアノのブッフェはこんな人におすすめ
オチェーアノのブッフェの提供価値は、
- お腹いっぱい食べられること
- 自分が好きなものだけ食べられること
- ブッフェとは思えないハイクオリティの海鮮系メニューを食べられること
- 比較的(ランドホテルやアンバサダーホテルよりも)落ち着いた空間でブッフェを楽しめること
- 店内が薄暗くて良いムードを演出できること
かなーと思います。
ということで、オチェーアノのブッフェがおすすめなのは、
- お腹いっぱい食べたい人
- デザートをたくさん食べたい人
- 一緒に行く人と食の好みに差がある人
- 海鮮料理が好きな人
- コース料理の値段はちょっと財布事情的にキツイ人
- ブッフェがいいけど、ガヤガヤしているところは嫌な人
- せっかくだから良いムードで食事をしたい人
ってのが僕の考えです!!
以上です!
みなさんはオチェーアノのブッフェにどのような感想をお持ちでしょうか…?
最後までお読みいただきありがとうございました。