香港ディズニーランドに行ってきたよ【2023年11月:アナ雪エリア公開後】
2023年11月に香港ディズニーランド・リゾートに行ってきました。
インレポです!
空港近くのホテルからパークに移動
※香港到着までの記録は別ブログに掲載しました
香港ディズニーランド
迪士尼駅に到着
香港ディズニーにはダウンタウン・ディズニーやイクスピアリ的なところはないんですね
パークの外に飲食店がないのは不便だし寂しい。
ワールド・オブ・ディズニーもなし・・・
上海ディズニーにも似たような噴水があったな(上海は蒸気船ウィリー)
インパーク!
きたー!
とりあえずパークをぐるっと一周してみます
メインストリートUSA
ディズニーランド・パリよりもメインストリートUSAが短い?
店が少ない気がする
キャッスル・オブ・マジカル・ドリーム
2020年に開園15周年を記念してリニューアルされた城。
13人のディズニープリンセスをモチーフにしてるのだとか
ハイパー・スペースマウンテン
10分待ち
・巻き上げ式
・パリのハイパースペースマウンテンと違って動きはそこまで激しくない。だいぶ滑らかに動いてた
・コースレイアウトは東京のスペースマウンテンとほぼ同じだと思う
・ライドのところどころでスターウォーズの映像が出てくるが・・・その映像がかなりボヤけてて鮮明じゃなかった
・パリでも思ったけど、ハイパースペースマウンテンは結構しょぼい・・・アイディアは面白いけど技術が追いついていない感じ
・東京の新しいスペースマウンテンに期待
魔雪奇縁世界(ワールド・オブ・フローズン)
2023年11月にオープンしたアナ雪エリア
ものすごくキレイ!
なんとなくユニバーサルスタジオのハリポタエリアに似てる
太陽の方角的に、午前中の方がキレイっぽい(午後になると逆光になる)
背景の山が借景になって、ノルウェーのフィヨルドっぽい
これは山がちな香港ディズニーでしかできなかったことだと思う
レストランのメニュー(値段むっちゃ高い)
アレンデール城の横にジェットコースターがあるのは微妙だなと思った(悲鳴がうるさい)
って考えると、東京のアナ雪エリアにジェットコースターを採用しなかったのは英断…!
トイ・ストーリーランド
上海とパリとほぼ同じ
ミスティック・マナー
「香港版ホーンテッドマンション」って言われているアトラクション
探検家・冒険家が集めたコレクションが魔法で動く!のをプーさんのハニーハントのようなトラックレスライドに乗って鑑賞するというストーリー
・超楽しかった
・キラキラキラって感じですごいキレイだった
・メインショーの始まり方と終わり方が美しい(アメリカ版ファンタズミックのような雰囲気 ←伝わってくれ…!)
・香港版ホーンテッドマンションって聞いてたから「怖いのかな?」って思ってたけど、すごいかわいいショーで楽しかった
・トラックレスライドだから動きが読めない・・・ってだけじゃなくて、コースが分岐したり途中で風が吹いたりして退屈しない
・プーさんのハニーハントより断然面白い
・トラックレスライドの最高峰だと思った
・アトラクション単体で見たら美女と野獣よりもいいかも?(←エリア全体の完成度的には美女と野獣の方が上)
食べたいものがない
ぐるっと一周してみたけど、「これ絶対に食べたい!」っていうメニューがない
やっぱり直営のパークはフードに力を入れていないっぽい(東京が頑張りすぎという説も濃厚)
キャラメルポップコーン
キャラメルポップコーンを購入($45=862円)
東京より量が多いけど、それにしても値段高すぎー
ミッキー・アンド・ザ・ワンダラス・ブック
開園10周年を記念して2015年に始まったショー
・キャラが中国語をしゃべったり英語をしゃべったりしてる
・横に字幕が表示されている。これは日本のショーでもやるべき
・アナ雪人気がすごい…!オラフ登場時の歓声がすごかった
・ショーの最初はジャングルで始まるルールなの?w
・リトルマーメイドのシーンが良かった。
・地上からの光をイメージした、斜め上からアリエルを照らすライティングがすごいきれいだった。
・アリエルが舞台中央じゃなくて向かって右側に位置してたのは斜め上からのライティングのためなのかな?って思ってたけど、その後ラプンツェルが左側に登場!さらに展開させるためだったのね!ってわかった瞬間は鳥肌がたった
・その後のラプンツェルとメリダのコラボレーションはまぁなんかそんな良くはなかったかな
・プリンセスの歌の掛け合いは「それぞれが自分たちの歌を歌って1つの曲として成立する」っていうのが凄いところなのに、メリダの曲をアリエルとラプンツェルが一緒に歌ったりして、あれ?ってなった
・エルサが登場した時の大歓声やばすぎw
・エルサのソロパートは正直いまいちだった。特殊演出で魅せるのかなと思ったら意外としょぼかった
・全体を通してショーの演出に驚くところがなくて、正直微妙なショーだった
・昔アナハイムでやってたマジカルマップ(Mickey and the Magical Map)がマップじゃなくて本になったよ…!って感じ
・ミッキーの体が本の中に入って本のページをめくるごとに場面が移り変わる…って、すごいありきたりってか典型的っていうか、誰でも思いつく展開な感じがして驚きがなかった
・他のパークのショーとして採用できる「1軍的なショー」じゃなくて「ちょっと完成度微妙だよね…」っていうショーを香港に持ってきた・・・っていう感じがどうしてもしてしまった
メインストリート・ベーカリー
ミッキー型のドーナツも食べてみたかったけどザ・炭水化物で重そうだったので、タンパク質をとれる香港っぽいパンを購入
港式燒汁雞扒包:HK-Style Chicken Bun($66=1,265円)
パンが意外に柔らかかった
・レストラン内にテーブルとイスがないのがしんどい
・横にスタバがあったけど大行列&テーブルとイスなし
・スタバの横の屋外にテーブルとイスがあったけど、数が超少ない
・香港のディズニーランドは「コーヒー飲んでちょっと休憩」ができる小さなカフェレストランがない
・イスに座って飲食をしようと思ったらガッツリ系の場所に行かないとダメなのがしんどかった(屋内型レストランほぼなし)
・香港ディズニーは敷地が狭いから、レストランの規模も小さくせざるを得なかったってことだと思う
ディズニーランド鉄道
フローズン・エバー・アフター
導入部について
・キューラインから雰囲気作りがよくできている
・船がスタートした後の内装がすごくキレイ!!
・メインショーはオラフの「Do You Want to Build a Snowman?」から始まるってのがすごいよかった。つかみとして最高!
巻き上げについて
・エルサの城に登っていく演出は見事だった
・単に巻き上げしてるっていうわけじゃなくて、巻き上げにもストーリーを付加してる
・しかも巻き上げが終わったら景色がガラッと変わって場面転換がなされている
・例えばスプラッシュマウンテンやビックサンダーマウンテンの巻き上げって、いかにも「今から落としますよ」っていう”落とすための巻き上げ”だけど、フローズン・エバー・アフターの巻き揚げには「エルサの城に登っていく」っていう意味がある
・ディズニーのアトラクションはテクノロジー的には進化が鈍化しているかもしれないけど、東京の美女と野獣しかり、つなぎの部分が相当秀逸になっている。よく考えられていると思う
後ろ向きに進む演出について
・船が後ろに進む場面で、エルサの魔法に飛ばされてエルサがだんだん遠ざかっていくっていう演出が良かった
・単に船を後ろ向きに動かしてるっていうわけじゃなくて、後ろ向きに動かす意味がちゃんとある
・エルサが見えなくなった後も船が後ろ向きに進み、だんだんと雪山が視界に入ってくる体験が面白かった
ドロップについて
・「低いうめき声がした後、大きなモンスター(マシュマロウ)が視界に入って、その横にドロップのコースが見える」っていう恐怖体験の連続が見事
・アナ雪のアトラクションでドロップ?必要なくない?って思ったりもしたし、「エルサの城へと登っていく演出をした結果の産物なんだろうな、最後落とさないと高さが戻らないもんな」って思ったりもしたけど、
・最後にドロップせずにずっと「キレイだなぁ」っていう感じのイッツ・ア・スモールワールド的な雰囲気で終わってたら、メインショーとして刺激が足りなかったかも
・モンスター(マシュマロウ)が出てきて落下するっていう演出があって、最後にまた美しい場面に転換することで、フィナーレが一層盛り上がった
・ドロップをフィナーレの直前に配置したのが秀逸…!
全体を通して
・これぞディズニーのアトラクションって感じ
・素晴らしかった
・あと歌はすべて英語だった。日本のアトラクションも歌は英語にするべきだと思う
ビッグ・グリズリー・マウンテン
香港版ビッグサンダー・マウンテン
・びびった
・巻き上げの最中で、いきなり後ろに落ちて後ろ向きに進み始めてマジで故障して逆走しちゃったのかと思ったw
・カタパルト式で一気に発進して最高スピードが一番最後に出る(=最後の最後で最高潮になる)っていうのが、ありきたりなジェットコースターと違って良かった
食べたいものがない
直営のパークのフードは微妙(東京が良すぎる)
※昨日アフタヌーンティーで食べすぎて食欲がないのもある
ちなみにこのチキンは日本円で3,000円くらい
ロイヤル・バンケットホール
エミリンチャンネルで紹介されていたレストランに行ってみた
Puff($25=479円)
燒賣:Pork Dumplings($48=920円)
日式餃子:Japanese Dumplings($55=1,054円)
Coke Zero($25=479円)
・これで約3,000円・・・つらい
・まずくもないしおいしくもない
・餃子のソースが異様に酸っぱかった(醤油じゃない)
フェスティバル・オブ・ザ・ライオンキング
・最高だった
・生歌がすごい
・パフォーマーの圧倒的な実力
・日本でもこのレベルのショーをやってほしい
・このショーを観るために香港ディズニーに行ってもいいくらい
オラフのソフトクリーム
せっかくだからアナ雪エリアでスイーツを食べる
夏雪節軟雪糕 牛奶味飲雪維:SUMMER SNOW DAY SOFT SERVE LIGhT MILk FLAVORED($65=1,246円)
・なんか顔が思ってたのと違う
・オラフの部分はマシュマロ
・これで1,200円かあ・・・
モーメンタス(Momentous)
閉園時間の20:30開始のナイトショー「Momentous」の場所取りを18:45頃にスタート
城前のいいところが取れたと思っていたら、30分くらい経ってから(19:10くらいに)キャストが来て「ここはダメです!移動してください」って言われた。
課金エリアだったっぽい。先に言ってよー・・・
って感じで課金エリアのブロックが始まるのが遅いので、間違って前の方に場所取りしないようにするべし
結局、30分くらいロス。城前のハブ(円形の広場)に移動
→1時間ちょい地蔵(狭くてほんとしんどかった)
・プロジェクションマッピングの技術が上がっているからなのかわからないけど、キレイだった
・途中の低く照射するレーザーの演出も面白かった
・でも正直微妙だった
・特に驚きがないショー
・最後に花火を打ちまくっただけなのでは・・・
・「エースコンテンツは香港には置かないよ」って決めているのでは…?
・ただ、リメンバーミーのところはすごく良かった。むっちゃきれい。
・パイロ(花火)と一緒に噴水を強くして、噴水の水が落ちるところでオレンジのライトで照らす演出が美しい(その後、寒色系の色に戻るのも含めて美しい)
・この演出考えた人天才だと思う
総評
全体を通して
・パークが小さいから1日で飽きるかな?って思ったけど、そんなことなかった
・むしろ時間が全然足りない
・アナ雪エリアの美しさは、他のパークにアナ雪エリアができたとしても香港が一番だと思う(背後の山が借景として機能している)
ショーはまあまあ
・ライオンキングのショーは必見
・ただ、ディズニー本社の「エースコンテンツは香港には置かないよ」っていう決意が感じられた
フードは微妙
・「コーヒー飲んでちょっと休憩」ができる小さなカフェレストランがない
・イスに座って飲食をしようと思ったらガッツリ系の場所に行かないとダメなのがしんどかった(屋内型レストランほぼなし)
・「ディズニーっぽい!」っていうかわいいメニュー・映えるメニューは少ない
・レストランは人件費がかかるし広大な敷地面積が必要だから、直営のパークの中でも敷地が狭い香港では特に力が入れられていないのかも
ショップは良い
・あまりグッズに興味がないのでしっかり見たわけじゃないけど、ショップごとにちゃんと個性があって東京よりも充実している気がした
・ダッフィーフレンズが好きな人にとっては天国だと思う
アトラクションも良い
・数は少ない
・けど、香港オリジナルのアトラクションは総じて面白い(ビッグ・グリズリー・マウンテン、フローズン・エバー・アフター、ミスティック・マナー)
グリーティングは良いっぽい
・経験していないのでわからないけど、たぶんグリ天国
キャストは普通
・東京みたいに過剰にニコニコしたり欧米のパークみたいにニコッとしたりしていなくて基本的に無愛想だけど、それが香港では普通っぽい