「ディズニーキャストの質が下がった」理由を考察してみた
「ディズニーキャストの質が下がった」みたいなツイートをよく見るので、その理由についてちょっと考えてみました。
受け手側の変化
基本的には
・思い出補正
・本人が成長して視野が広くなり、ダメな部分に敏感になった
ってことだとは思う。
最近の若者は・・・とか、そういう話ではないと思う。
本当にキャスト側に問題があるとすると・・・
ベテランキャストが増えた、という説。
ベテランキャストは大きく2つのタイプに分かれると思う。
1つはディズニーが大好きで何年経験しても情熱的に仕事を続ける素晴らしいキャスト。
もう1つは何年も経験を重ねてすでにやる気を失ってしまったけど「転職するのも面倒だしな・・・」っていうキャスト。
この後者のタイプのベテランキャストの割合が増えたのでは?
東京ディズニーランドがオープンしてもう40年。東京ディズニーシーがオープンしてから22年。ってことで、かなりベテランのキャストが増えてるはず。
劣化を回避する方法はある。
トレーナーになれば、再教育を受けることで仕事の基本を振り返る機会が得られるし、若いキャストをトレーニングすることで新鮮な気持ちを維持しやすい。
しかし、「トレーナーではないベテランキャスト」(お局的な存在)はそうではない。再教育されないし、新人を教育することもない。
もちろん経験を積んでいる分、仕事はできる。
が、若手のようなフレッシュさを失ってしまっている。だから昔はしなかったであろう「そっけない接客」をゲストにしてしまうようになっている。
キャストの仕事は基本的には同じ仕事の繰り返し。慣れによって、ゲストに対して機械的に対応してしまうようになった。いつの間にか。
「キャストの質が下がった」が真実だとすると、
こういうキャスト(←彼らは決して自分からは辞めない。転職するのが面倒だから)が各ロケーションに着々と蓄積されていっている・・・
という理由もあるのかも。