2020年3月25日にファンタズミック!が終了するけど、全然悲しくない理由を書く【ディズニーシー】
こんにちは。
ディズニーブロガー・ディズニーYouTuberのもちお(@sofmotmic)です。
ディズニーで良い思い出を作るためのお得情報などを勉強し、ブログで発信しています!
2019年8月26日に、東京ディズニーリゾートの公式ページで
ことが発表されました。
- 「そろそろファンタズミック!終わるんじゃない?」
- 「ファンタズミック!っていつまで?」
と、かねてから終了が噂されていましたが、その噂通りになりました。
終了を悲しむ声がたくさんあるようですが…
僕は、
やっとファンタズミック!が終わってくれる!良かったー。
という冷たい目線です(笑)
そこで本記事では、
東京ディズニーシーの「ファンタズミック!」
について書きます。
「ファンタズミック!」の終了が噂されていた理由
まず、「ファンタズミック!」の終了が噂されていた理由について簡単に書きます。
大きく3つ。
①機材の不調が多かった
機材の不調は公演開始当初からありましたが、最近はその不調が多かったようです。
(特にマレフィセントのドラゴンの不調はすさまじかった)
数日間、システム不具合で公演が中止されることもありました。
そんなわけで、
そろそろ機材が限界をむかえているのでは?
という印象がありました。
②クリスマスショーが2019年で終了することが発表されていた
ディズニーシーのクリスマスショー「カラー・オブ・クリスマス」は、「ファンタズミック!」で使っているバージ(船)を流用して、2012年から公演され続けていました。
その「カラー・オブ・クリスマス」が2019年で終了されることが発表されていたので、
「ファンタズミック!」もいよいよ終わるのでは?
と予想されていました。
③2020年のリハブが予定されていなかった
「ファンタズミック!」は、例年1月~2月頃にリハブ(メンテナンス)が行われていましたが、2020年はそれが予定されていませんでした。
なので、
「リハブせずにそのまま終了させるのかも」
という噂がありました。
「ファンタズミック!」が終わっても悲しくない理由
では、そんな「ファンタズミック!」が終わっても悲しくない理由について説明します。
①機材がしっかり動くか不安でショーに集中できない
システム不具合が多いショーなので、見ていて不安になるからです(笑)
特にショー終盤、一番の盛り上がりを見せる場面と言ってもいい「マレフィセントのドラゴン」が起動しないことが多いです。
なので、せっかくの盛り上がりの場面で、
「ドラゴンちゃんと起動するかな…」
って考えてショーに集中できなくなります(笑)
②ウォータースクリーンが微妙
アメリカの「FANTASMIC!」を知っている人からすると、
「ファンタズミック!」と言えばウォータースクリーン
って感じなのですが、
そのウォータースクリーンが微妙だからです。
というのも、ディズニーシーは風が結構強いので、ウォータースクリーンの霧(ミスト)が風に流されて、プロジェクターできれいに照射することができないからです。
アメリカの「FANTASMIC!」は、実物のキャラクターとウォータースクリーンの映像がシームレスに(途切れずに)切り替わるところがスゴイです。
が、東京の「ファンタズミック!」は、強風できれいに照射できないことをふまえて、ウォータースクリーンが「背景を作り出すもの」という位置付け。
なので、ちょっとガッカリなんです。
③アメリカの「FANTASMIC!」が大好きすぎるから
一番の理由はこれです。
アメリカの「FANTASMIC!」が大好きすぎて、どうして比べてしまうからです。
東京版「ファンタズミック!」があまり好きではない人の多くは、このパターンな気がします。
東京ディズニーシーの「ファンタズミック!」は、アメリカで1992年から行われていた「FANTASMIC!」を日本に持ってきたものです。
最初はディズニーランドに持ってこようとしたけれど、結局は実現できず、
その代わりに「ディズニー・ファンティリュージョン!」というパレードが1995年から東京ディズニーランドで開始された
っていうのは結構有名な話です。
で、長年、オリエンタルランドが抱いていた「日本にFANTASMIC!を」という思いが実現したのが、東京ディズニーシーの「ファンタズミック!」なのです。
というのも、僕はアメリカのカリフォルニア州アナハイムにある「ディズニーランド・リゾート」の「FANTASMIC!」が大好きだからです。
僕が見たのは、2017年7月にリニューアルされる前の「FANTASMIC!」。
オープニングの静寂の中、デデーンと燕尾服のミッキーマウスが登場します。
で、燕尾服のミッキーマウスが
- くねくね踊ったり
- 両腕から花火を出したり
と、ちょっとしたパフォーマンスした後に、ウォータースクリーンがパーっと出て、ミッキーマウスのイマジネーションの世界が始まります。
その後は、ウォータースクリーンの映像と実物とがシームレスに入れ替わって、ディズニーの様々なシーンが再現されます。
「これは僕の夢なんだ」
ではなく、
「This is my dream!」
と言い、マレフィセントのドラゴンを倒します。
で、その後のクライマックスの部分が、東京版とは比べものにならないくらいスゴイです。
なんと、蒸気船ウィリーの白黒のミッキーマウスが操縦しています。
そして、マークトウェイン号には、大勢のディズニーキャラクター。
このスケールのデカさが半端ないんです。
東京版だと、どうしても船を4つに分けざるを得ないので、スケールが小さいのですが、アメリカ版はすさまじいです。
そして、この時の音楽も最高です。
Here in your mind,
It’s magic you’ll find.
When out of the night,
Dark forces ignite
To blind you with frightening speed,
You use your might
To brighten the light,
Creating a night of wondrous deeds!
アメリカ版のクライマックスの音楽を知っていると、どうしても東京版の音楽が受け入れられません。
で、最後に魔法使いの弟子のミッキーマウスが登場します。
この花火(パイロ)が、音楽と完全にシンクロしていて、花火(パイロ)の音が音楽の一部のように聞こえます。
この花火(パイロ)を音楽と一体化させるテクニックは、東京ディズニーシーで「ファンタズミック!」の前に行われていた
「ブラヴィッシーモ!」
でも見られました。
「ブラヴィッシーモ!」での、花火(パイロ)と音楽の調和は素晴らしかったのですが、なぜか「ファンタズミック!」だと、その調和がイマイチで。
が、アメリカ版の「FANTASMIC!」は、その調和が素晴らしくて、心を奪われます。
また、この時の音楽も本当に良いです。
最後は東京版と同じ音楽なのですが、アメリカ版の方が重厚感がある音楽です。
(東京版は、厚みがなくてなんか軽く聴こえてしまう)
で、魔法使いの弟子のミッキーマウスが一瞬で消え、最後に燕尾服のミッキーマウスが再登場します。
そして、
Some imagination, huh?
と言って、消えます。
この、流れが最高に良いんです。
燕尾服のミッキーマウスが登場
↓
ディズニーのイマジネーションの世界
↓
魔法使いの弟子のミッキーマウスが、水と花火(パイロ)を操る
↓
燕尾服のミッキーマウスが再登場し、「Some imagination, huh?」(ちょっとしたイマジネーションさっ!)って言って消える。
最初と最後に燕尾服のミッキーマウスが出てくることに深い意味があるんです。
そして、終盤にディズニーキャラクターが勢ぞろいする場面で、燕尾服のミッキー。
こんな感じで、わりと謎展開なのです。
どう考えてもアメリカ版の方が完成度が高くて、東京版が見劣りしてしまいます。
なので、どうしても東京版の「ファンタズミック!」が好きになれませんでした。
東京ディズニーシーの「ファンタズミック!」のまとめ
東京ディズニーシーの「ファンタズミック!」
について書きました。
東京版の「ファンタズミック!」をかなりディスってしまいましたが、アメリカ版と比べてしまうからっていうだけで、比べなければ素晴らしいショーだと思ってはいます。
特に、リドアイルで至近距離で見る「ファンタズミック!」は最高です。
「ファンタズミック!」は2020年3月25日(水)をもって公演を終了です。
後継ショーを楽しみにしています(笑)
最後に、このブログを読んで「ディズニーに行きたい!」って思ってくださった方へ。
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以上、もちお(@sofmotmic)でした!