『ハワード -ディズニー音楽に込めた物語-』レビュー:ディズニープラス
Disney+ (ディズニープラス)でディズニー音楽に関するドキュメンタリー作品を観ました。
今回観た作品
- 『ハワード -ディズニー音楽に込めた物語-』
この作品の主人公は作詞家ハワード・アッシュマン(Howard Ashman)。
恥ずかしながら、この作品を観るまでの僕は「アラン・メンケン(Alan Menken)は知ってるけどハワード・アッシュマン(Howard Ashman)のことは全然知らない…」という状態でした。
そんな僕がこの作品を観て思ったこと・印象に残ったシーンなどを、忘れないようにメモしておこうと思います。
https://twitter.com/disneyplusjp/status/1294091371775746049
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『ハワード -ディズニー音楽に込めた物語-』
ハワード・アッシュマンとは
『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『アラジン』を手がけた作詞家
ハワード・アッシュマンが作詞した楽曲例
『リトル・マーメイド』の楽曲
- 『Part of Your World(パート・オブ・ユア・ワールド)』
- 『Under the Sea(アンダー・ザ・シー)』
- 『Poor Unfortunate Souls(哀れな人々)』
- 『Kiss The Girl(キス・ザ・ガール)』
『美女と野獣』の楽曲
- 『Belle(朝の風景)』
- 『Be Our Guest(ひとりぼっちの晩餐会)』
- 『Something There(愛の芽生え)』
- 『Beauty and the Beast(美女と野獣)』
- 『The Mob Song(夜襲の歌)』
『アラジン』の楽曲
→頭の中で再生できる超有名な楽曲ばかり。こんなすごい作品を作った人のことを今まで知らなかったなんて…。
彼の詞はテキストが多めな気がする(←ハワード・アッシュマンはアイディアをたくさん持っていて、楽曲を通して伝えたいことが頭の中にたくさんあるから?)。
テキストが多いからこそ、映画のストーリーを進める力・映画を観ている人にメッセージを伝える力があるのかも。あとテキストが多いと音符が多くなって軽快なリズムの楽曲になる?(名曲が生まれたのは、彼の歌詞のリズムが軽快だから?)
※各映画はDisney+ (ディズニープラス)で観ることができます。
参考:Disney+(ディズニープラス)のメリットとデメリットをわかりやすく解説
印象に残ったシーン
“リトル・マーメイド”『Part of Your World』のシーン
ドン・ハーン(”美女と野獣” 制作)
「(ハワード・アッシュマンは)“リトル・マーメイド”を例に物語を歌で表現する方法を伝えた」
ハワード・アッシュマン
「具体的な情報をバラードのようなメロディーにのせて伝えたいと思った
この映画は彼女の夢を描いてることを念頭に
一貫したテーマを彼女に歌わせたい
常にあるのは人間になるという願い
人間になって幸せに暮らす
それが彼女の夢だ」
マイク・ガブリエル(アニメーター)
「主役には強い夢と夢の歌が必要
ハワードと仕事するまで考えもしなかった」
→ハワード・アッシュマンはディズニー映画の方程式のようなものを作ったとも言える。全然知らなかった。
“美女と野獣”レコーディングのシーン
『美女と野獣』のレコーディングのシーンでルミエール役のジェリー・オーバック(Jerry Orbach)とポット夫人役のアンジェラ・ランズベリー(Angela Lansbury)が登場
→顔がルミエールとポット夫人に似てて笑った
Angela Lansbury records “Be Our Guest” (BEAUTY AND THE BEAST, 1991)
カーク・ワイズ(”美女と野獣”監督)
「ハワードは指示が明確だ
尊敬してる
分かりづらい指示は絶対に出さない
彼ははっきり言う
”この単語をもっと強く 前の単語より強調するんだ”
彼は自分がやりたいことに集中してた」
→ちゃんと考えて、自分なりの信念を持とう!って思った。迷わないのは勇気があるからじゃなくて、事前に考え抜いているから。
“美女と野獣”『The Mob Song』のシーン
ビル・ローチ(ハワードのパートナー)
「”美女と野獣”の”夜襲の歌”には別の視点が隠されてると思う
非常に繊細なやり方で
政治的になりすぎないようにね
彼は作品のキャラクターを使って
ある問題に光を当てようとしてた」
→『The Mob Song(夜襲の歌)』という楽曲がこんなに深いものだとは思わなかった。ぜひ実際に作品を観てほしいです。
※Disney+ (ディズニープラス)で観ることができます。
参考:Disney+(ディズニープラス)のメリットとデメリットをわかりやすく解説
TDRを楽しむ上で知っておくべき人
ハワード・アッシュマンは東京ディズニーリゾートを楽しむ上で知っておくべき人だと思った。
(理由)東京ディズニーリゾートにはハワード・アッシュマンが手がけた作品をテーマにしたエリアが複数ある
東京ディズニーシー | マーメイドラグーン、アラビアンコースト |
東京ディズニーランド | 美女と野獣エリア |
僕は「クリエイション(創造)に対する人間の熱意・本気を感じられるのがパークの面白さ」って思っているんですけど、
今回この作品『ハワード -ディズニー音楽に込めた物語-』を観たことで、よりパークを楽しめそうです。
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Disney+(ディズニープラス)のメリットとデメリットをわかりやすく解説
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