このブログ記事は、そんなあなたに向けた記事です。
こんにちは。もちお(@sofmotmic)です。
2019年10月、今さらですが『ズートピア』を初鑑賞しました。
そこで本記事では、
スートピアを見た感想・考察
について書きます。
この記事は、ズートピアのネタバレをふくみます。
まだズートピアを見ていない人向けに、ネタバレなしで感想を書いた記事がありますので、ネタバレが嫌な人は下記の記事を読んでもらえるとうれしいです!
▶️いまさらズートピアを見た僕が、ズートピアがおすすめな理由を書く
https://disneyseamania.com/movie-zootopia/
【ズートピアの感想・考察】子供はジュディに感情移入をする
引用:Amazon
子供は、自分がなりたいもの・自分が求めているものに向けて突っ走るジュディに感情移入するのではないでしょうか。
ウサギのジュディは警察官になることが夢。
一方、ジュディの両親はジュディの将来のことを思い、心配をして、警察官になるジュディの夢をあきらめさせようとします。
しかし、ジュディは
(I’ll have to be the first one. Because I am gonna make the world a better place!)
と言い、自分の夢に向かって一直線。
そして、努力に努力を重ね、ジュディは本当に警察官になり、憧れの「ズートピア」へと独り立ちするのです。
晴れて警察官になった後も、「世界をより良くする」という自分の夢に向けて、努力を重ねるジュディ。
様々な困難、挫折を経験しますが、結局、ジュディは最後まであきらめなかったのです。
ジュディは最後に語りかけます。
でも努力しないと
あなたはどんな動物でしょう
最大のゾウに初のキツネ警官
皆さんに伝えたい
努力を
よりよい世界のために
(But we have to try.
So no matter what type of animal you are.
From the biggest elephant, to our first fox.
I implore you.
Try…..
Try to make the world a better place.)
このジュディの自分がなりたいもの・自分が求めているものに向けて突っ走る姿に、子供は感情移入するのだと思います。
【ズートピアの感想・考察】大人もジュディに感情移入をする
引用:Amazon
大人である僕も、ジュディに感情移入をしました。
自分がなりたいもの・自分が求めているものに向けて突っ走る子供時代のことを思い出してジュディに感情移入をしたのではありません。
自分は相手(種族)に対する偏見を持っていないと心では思っていながら、実際には偏見にまみれているジュディの姿が、大人である僕自身と重なり、感情移入をしたのです。
ジュディの両親は、肉食動物、特にキツネに対する偏見を持っています。(And foxes are the worst.)
キツネの悪さは生まれつきのものであると両親は信じているので、彼らにとって、それは偏見ではなく真実。(It’s in their biology.)
そして、独り立ちするジュディに、キツネを撃退するためのグッズを渡します。
ジュディは、「大丈夫だよ。そんなの偏見だよ。」と言わんばかりの表情。
グッズを受け取ることを拒否しますが、両親を落ち着かせるため、キツネ撃退スプレーを受け取ることにして、ズートピアへと旅立ちました。
このように、ジュディ自身は「自分は偏見を持っておらず、差別意識なんてない」と思っています。
ですが、実際には、自分の自尊心を保つために「自分は偏見を持っておらず、差別意識なんてない」って言い聞かせているだけ。
本当は、ジュディ自身の中にも偏見・差別意識があったのです。
警察官としての初勤務日、家で身支度をして張り切っているジュディ。
家を出発する時に、キツネ撃退スプレーが目に入りますが、「こんなのいらないよ」という表情をして一度は外に出ました。
が、ジュディはすぐに戻ってきて、スプレーを手にして再出発したのでした。
また、街中でキツネのニックを見た時。
確かにキツネのニックの動きは怪しい感じではありましたが、ズートピアという大都市では、さほど珍しい光景ではなかったはず。
それでも、ニックの後をつけてしまったのは、ジュディの中に「キツネは悪い奴だ」という意識があったからに他ならないと思います。
映画を見ている僕自身も、「キツネのキャラクターだから、悪いことを企んでいるに違いない」という意識で見ていて、ジュディと同じ気持ちなのでした。
さらには、ナマケモノのシーン。
あの場面はコメディ感満載で描かれていますが、自分自身の寛容性のなさを痛感させられたシーンでした。
ナマケモノのノロい動きにイライラするジュディ。
まさに、「他者への受容性・寛容性がジュディにはない」ことのあらわれ。
横にいるキツネのニックは、「こういうもんだ」と言わんばかりの表情で達観している感じなので、ジュディの「心の狭さ」が際立ちます。
映画を見ている僕も、ジュディに感情移入。
最後、ナマケモノがペリペリペリ…とカードをカットする描写を見て、「ナマケモノはやくしろよ」って、すごくもどかしい感じがするのです。
「自分とは違うもの」に対して寛容ではない自分がいることを身をもって知らされたのでした。
このように、
自分は相手(種族)に対する偏見を持っていないと心では思っていながら、実際には偏見にまみれているジュディに、大人である僕はものすごく感情移入しました。
何か、心にチクッと刺さるのです。
【ズートピアの感想・考察】自分の心の闇に無自覚な正義
引用:Amazon
ジュディは、自分の心の闇に無自覚なまま、「正義」に向かって突っ走ります。
その危うさをズートピアは描いています。
結局、ジュディは自分自身が「正しい」と信じておこなった行動によって、世界を悪い方向に導いてしまったのです。
とはいえ、ズートピアはディズニー映画。
「正義」に向かって突っ走って結果的に過ちを犯したジュディは、自分を見つめ、自分の心の闇(心の奥底にある偏見・差別意識)に気づき、改心をして、最終的にはハッピーエンドをもたらしました。
ですが、このストーリーを見て「あー、よかった」と思う一方で、
「自分はジュディのように成長できるのだろうか」と、胸にチクチク刺さりました。
自分の心の闇に無自覚なまま、「正義」を貫こうとしていないだろうか?
「正義」を貫こうとすることで、自分の心の闇に目を向けないようにしているのではないだろうか?
と。
ジュディは最後に語りかけます。
世の中を変えるにはまずあなたから
(Look inside yourself.
Look inside yourself and recognize that change starts with you.)
映画の最後、ズートピアの主題歌「Try Everything」が流れるのですが、この軽快な音楽を聴きながら、映画を見終わった時に感じる爽快感と同時に、何かモヤモヤとした感情を抱く自分がいました。
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