【写真・カメラ】

70-200mmの望遠レンズがディズニーで使いやすいか書く【一眼レフ】

70-200mmの望遠レンズがディズニーで使いやすいか書く【一眼レフ】
カメラで撮影している男性のイラスト
ディズニーパークで使う望遠レンズの購入を迷っている人 「70-200mm、通称ナナニッパの望遠レンズって、ディズニーでも使いやすいですか?」

 

こういった疑問に答えます。

 

こんにちは。もちおです。

一眼レフを使ってディズニーパークで撮影をしていると、ショーやパレードで良い写真を撮るためにだんだん望遠レンズが欲しくなってきますよね。

そこで購入対象にあがってくるのが、大三元の憧れの白レンズ、いわゆる「ナナニッパ」です。ナナニッパとは、

  • 焦点距離70-200mm
  • 開放F2.8通し

の望遠ズームレンズのことです。

でも、値段が高い!なので、購入に躊躇する気持ちはよくわかります(僕もそうでした)。

 

そこで、本記事では

70-200mmのレンズはディズニーパークで使いやすいのか?

について書きます。

僕は、キャノン(Canon)のEF70-200mm F2.8L IS Ⅲ USMを使っています。実際の使用感を記事に書きます。

キャノン(Canon)のEF70-200mm F2.8L IS Ⅲ USMを使って、シチュエーションごとにどんな写真が撮れるのかをレビューします。

使用機材について【重要】

ちなみに、僕の一眼レフの使用ボディはキャノン(Canon)のEOS 5D Mark Ⅳです。センサーのサイズとしては、フルサイズです。

なので、APS-Cサイズのカメラを使っている人は、この後で紹介するフルサイズでの撮影写真よりも大きめにキャラ・ダンサーを写すことができます

【ディズニー】70-200mm(ナナニッパ)の大きさと重さ

EF70-200mm F2.8L IS Ⅲ USMは他のレンズと比べるとやっぱり大きくて、約1,480gと重めです。

なので、ずっと首からぶらさげてパークを歩き回ると、さすがにしんどい思いをすることになります。

が、ショーやパレードの約30分ほどであれば、耐えられない重さでは全くないので、大丈夫だと思いますよ!

【ディズニー】70-200mm(ナナニッパ)でどんな写真が撮れるのか

ディズニーパークで使う望遠レンズの購入を購入を考えている人は、ショーやパレードでの撮影が使用目的だと思いますので、本記事ではショーやパレードにしぼってレビューします。

※写真はクリックすると、高画質で確認できます。

パレード

ディズニーランドのパレードを撮影しました。

キャラやダンサーを(できるだけ大きく)撮影する際に、レンズ性能だけでなく鑑賞位置も重要になってきますよね。

なので、撮影場所を説明すると…

ウエスタンランドパレードルートの画像 ウエスタンランドパレードルートの画像

ウエスタンランドのパレード立ち見最前列です。この写真でだいたいの位置をイメージしていただけるでしょうか。

では、ここから撮った写真を載せます。写真はRAWデータで撮影していて、明るさや色味の調整はしていますが、トリミング(画像の不必要な部分を切り取る作業)はしていません。

では、どうぞ。

うさたま大脱走の画像
  • 焦点距離 70mm
  • シャッタースピード 1/800秒
  • F値 5.6
  • ISO感度 400

↑遠くのフロートを撮るとこんな感じ。

 

うさたま大脱走の画像
  • 焦点距離 200mm
  • シャッタースピード 1/800秒
  • F値 5.6
  • ISO感度 400

↑正面まで来たダンサーを撮るとこんな感じ。

 

うさたま大脱走の画像
  • 焦点距離 200mm
  • シャッタースピード 1/800秒
  • F値 5.6
  • ISO感度 320

↑正面まで来たプルートはここまで寄りで撮れます。

 

うさたま大脱走の画像
  • 焦点距離 160mm
  • シャッタースピード 1/800秒
  • F値 5.6
  • ISO感度 320

↑正面まで来たミッキーを撮るとこんな感じ。

このように、EF70-200mm F2.8L IS Ⅲ USMはパレードの撮影で十分に使えますね!

ハーバーショー

ディズニーシーのハーバーショーを撮影しました。

撮影場所を説明すると…リドアイルの端っこです。

では、ここから撮った写真を載せます。写真はRAWデータで撮影していて、明るさや色味の調整はしていますが、トリミング(画像の不必要な部分を切り取る作業)はしていません。

では、どうぞ。

tip-topイースターの画像
  • 焦点距離 200mm
  • シャッタースピード 1/640秒
  • F値 6.3
  • ISO感度 2000

↑リドアイルにいるダンサーは問題なく撮れます。

 

tip-topイースターの画像
  • 焦点距離 200mm
  • シャッタースピード 1/640秒
  • F値 6.3
  • ISO感度 1600

↑リドアイルに停泊しているバージにいるキャラクターの写真。

 

tip-topイースターの画像
  • 焦点距離 200mm
  • シャッタースピード 1/640秒
  • F値 6.3
  • ISO感度 1600

↑リドアイルの横を通り抜けるバージに乗っているキャラクターの写真です。ちょっと小さいなあ、というのが率直な印象。

このように、EF70-200mm F2.8L IS Ⅲ USMはハーバーショーの撮影ではちょっと物足りないかもしれません。

 

ただ、トリミングをすれば以下のような写真になります。

tip-topイースターの画像tip-topイースターの画像

停泊しているバージに乗っているキャラクターは問題なさそうですが、ハーバーを移動しているバージのキャラクターはやや難ありって感じですね(ISO感度が1600ってのもあると思いますが)。

ステージショー

すみません準備中です。

屋内ショー

ディズニーランドのワンマンズ・ドリームⅡを撮影しました(屋内ショーっていうか、半屋内ですが)。

撮影場所は、会場の最後列、ほぼ中央の席です。

では、ここから撮った写真を載せます。写真はRAWデータで撮影していて、明るさや色味の調整はしていますが、トリミング(画像の不必要な部分を切り取る作業)はしていません。

では、どうぞ。

ワンマンズ・ドリームⅡの画像
  • 焦点距離 200mm
  • シャッタースピード 1/640秒
  • F値 2.8
  • ISO感度 640

↑トリミングなしでもこれくらい寄れます。APS-Cサイズのカメラの人はもっと寄りで撮影できますね。

 

ワンマンズ・ドリームⅡの画像
  • 焦点距離 200mm
  • シャッタースピード 1/640秒
  • F値 2.8
  • ISO感度 8000

↑さすがに暗い中なのでISO感度8000での撮影でザラザラ感はありますが。

 

ワンマンズ・ドリームⅡの画像
  • 焦点距離 200mm
  • シャッタースピード 1/640秒
  • F値 2.8
  • ISO感度 160

↑最後列でも結構うまく撮れますね。

このように、EF70-200mm F2.8L IS Ⅲ USMは屋内ショーの撮影で十分に使えますね!

特にワンマンズ・ドリームⅡはなるべく後ろから撮影した方が、キャラクターの足が見切れることなく撮影できるのでオススメです。

パレード

すみません準備中です。

ハーバーショー

ディズニーシーのハーバーショー(ファンタズミック!)を撮影しました。このショーの撮影が、パーク内での最難関だと思っています。

撮影場所を説明すると…リドアイルのほぼ中央です。

では、ここから撮った写真を載せます。写真はRAWデータで撮影していて、明るさや色味の調整はしていますが、トリミング(画像の不必要な部分を切り取る作業)はしていません。

では、どうぞ。

ファンタズミック!の画像
  • 焦点距離 70mm
  • シャッタースピード 1/250秒
  • F値 2.8
  • ISO感度 800

↑ハーバー中央のスクリーンバージの全景は、焦点距離が70mmでも十分に撮影できますね。

 

ファンタズミック!の画像
  • 焦点距離 200mm
  • シャッタースピード 1/250秒
  • F値 2.8
  • ISO感度 5000

↑焦点距離を200mmにしてズームにすれば、こういう写真も撮れます。

 

ファンタズミック!の画像
  • 焦点距離 200mm
  • シャッタースピード 1/250秒
  • F値 2.8
  • ISO感度 4000

↑最後のクライマックスでの、バージに乗るキャラクターはこれくらいの大きさで撮れます。トリミングすればもうちょっと大きくできます。

 

ファンタズミック!の画像
  • 焦点距離 200mm
  • シャッタースピード 1/250秒
  • F値 2.8
  • ISO感度 5000

↑最難関はスクリーンバージの上に立つミッキー。200mmだと物足りないですね。

このように、EF70-200mm F2.8L IS Ⅲ USMは夜のハーバーショーの撮影ではちょっと物足りないかもしれません。

ただ、トリミングをすれば以下のような写真になります。

ファンタズミック!の画像ファンタズミック!の画像

ステージショー

ディズニーランドのレッツ・パーティグラ!を撮影しました。

撮影場所は、ステージに向かって一番左の列、中央からやや後ろの席です。

では、ここから撮った写真を載せます。写真はRAWデータで撮影していて、明るさや色味の調整はしていますが、トリミング(画像の不必要な部分を切り取る作業)はしていません。

では、どうぞ。
※シャッタースピードが足りていない写真が多くて、ブレててすみません。

パーティグラの画像
  • 焦点距離 130mm
  • シャッタースピード 1/125秒
  • F値 11.0
  • ISO感度 6400

↑結構アップで撮れますね。

 

パーティグラの画像
  • 焦点距離 135mm
  • シャッタースピード 1/200秒
  • F値 5.0
  • ISO感度 6400

↑悪くない。

 

次に、ディズニーシーのハロー、ニューヨーク!の写真です。

撮影場所は、会場の柵の外の立ち見最前列です。

では、ここから撮った写真を載せます。写真はRAWデータで撮影していて、明るさや色味の調整はしていますが、トリミング(画像の不必要な部分を切り取る作業)はしていません。

では、どうぞ。

ハロー、ニューヨーク!の画像
  • 焦点距離 200mm
  • シャッタースピード 1/250秒
  • F値 4.5
  • ISO感度 640

↑最大までズームしてこれくらいです。これでも問題ないかなと思いますし、もっとキャラクターのアップがほしければトリミングすれば良いですね。

 

ハロー、ニューヨーク!の画像
  • 焦点距離 200mm
  • シャッタースピード 1/250秒
  • F値 4.5
  • ISO感度 800

↑これはもっとアップで撮りたい写真(笑)焦点距離は200mmで最大までズームしているので、立ち見最前列からは限界です。トリミングするしかないです。

このように、EF70-200mm F2.8L IS Ⅲ USMは夜のステージショーの撮影では問題なさそうです。

【ディズニー】70-200mm(ナナニッパ)を買うのは予算的にきつい人へ

EF70-200mm F2.8L IS Ⅲ USMはとても良いレンズなのですが、かなり高価です。

 

ちょっと値段が高すぎる…

というあなたに、テレコンバージョンレンズというものを紹介します。

テレコンバージョンレンズとは、取り付けることでより望遠に写すことができるようになるアクセサリーのこと。

例えば、1.5倍のテレコンバージョンレンズを使うと、望遠135mmのレンズが約200mmのレンズになります。

 

EF70-200mm F2.8L IS Ⅲ USMを買うよりも出費をおさえられますので、検討してみてください。

まとめ

以上、EF70-200mm F2.8L IS Ⅲ USMのレビューをしました。

なんとなくイメージしていただけたでしょうか。

やっぱりF値が2.8通しで明るいレンズなので、シャッタースピードを上げやすいのが便利です。キャラクターやダンサーの動きがあるショー・パレード向きのレンズと言って良いと思いました。画質も良いです。

こういうシチュエーションで撮影してみてほしい、というリクエストがあれば、問い合わせフォームやTwitteのダイレクトメッセージ等で教えてください。

 

おしまい!

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