こういった炎上に切り込みます。
こんにちは。もちおです。
先日(2019年5月28日)に、サラダピッツァという新メニューが発表されました。
引用:公式ページ
ディズニーシーのザンビーニ・ブラザーズ・リストランテで2019年7月19日から販売されます。
この発表後の、世間の反応はこんな感じです。
ででにーのサラダピッツァどうしたの?フード開発の人疲れてんのかな?
— なっぱまん (@npmn78) May 28, 2019
https://twitter.com/keika0228/status/1134426988880338945
サラダピッツァってこんなんなの?笑
— HOKUTO (@Disney_Hokuto) May 29, 2019
カップの必要性0じゃない???
ゴミにもなるし! pic.twitter.com/78mo6cjIuI
https://twitter.com/mana1118suke/status/1133336011608473601
このように否定的な反応が大多数で、結構炎上しているわけですよ。
しかし!このサラダピッツァには深い深い意味が込められているんです。オリエンタルランドのフード開発担当の人たちはニヤニヤしながらこのメニューを考案したはずです。
そこで、本記事では
発表直後に炎上したサラダピッツァに深い意味が込められていると思う理由
について書きます。
この記事を書こうと思った理由
まず、なぜこの記事を書こうと思ったかについて説明します。
理由は2つ。
- ホリさんのブログを見てハッとしたから
- オリエンタルランドを擁護したいから
まず一つ目。
3年ほど前まで「ホリ蔵のシー日記☆」(リンク)というブログを運営していたホリさんの新ブログの記事で、サラダピッツァについて書かれていました。
番外編『ピサの斜塔を思わせるサラダピッツァが2019年7月19日より販売』
この記事を読んで、「なるほどぉ~!」と思ったので、もう少し深堀りして僕も記事を書こうと思いました。
ちなみに、僕もちおは昔、ホリさんとブログでつながっていまして、1回だけお会いしたことがあります。もう一人、ぽちさんという人と一緒に3人で少しだけディズニーシで遊びました(ホリさんは覚えていないかなと思いますが)。当時からホリさんのブログは頻繁に読んでいて、それでこの記事にたどりついた、というわけです。
二つ目の理由。
ずばり、オリエンタルランドを擁護したいからです(笑)
たぶんオリエンタルランドの意図が理解されないまま、SNSが炎上してしまっているので、悲しいなと思って記事を書こうと思いました。(僕も人のことは言えず、「コスパのことだけを考えた経費削減メニュー出してきやがったよ~」って思っていた一人だったのですが…)
では、サラダピッツァ物語、いきます。
サラダピッツァに深い意味が込められていると思う理由
【理由①】ピサの斜塔と似ている
引用:Wikipedia
引用:公式ページ
写真を見比べてみてください。そっくりでしょー?
ピサの斜塔のWikipediaでの写真は、右に傾いた写真なんですよ。右に傾いた写真が「ピサの斜塔」の一般的な写真の撮り方なんだと思います。
だからサラダピッツァのカップも右に傾いているわけですよ。
「じゃあなんでピサの斜塔なの?え、もしかして、もしかする?」って思いますよね。
そうです。おそらく
「ピサ」と「ピザ」をかけているはず。
オリエンタルランドのフード開発担当、絶対ニヤニヤしながらサラダピッツァを考えたはずです。ホリさんの記事見て気づいた後、フード開発の様子を妄想したら、笑えましたよ。
ちなみに、ピサの斜塔があるのはイタリアのトスカーナ州。ディズニーシーのザンビーニ・ブラザーズ・リストランテがあるエリア(メディテレーニアンハーバー)はイタリアの街並みをモチーフにしています。ホテルミラコスタの客室は3つのサイドに分かれていて、そのうちの一つが「トスカーナ・サイド」です。
つながっていますねえ。
【理由②】わざわざカップを斜めにして「置いた状態」で撮影している
引用:公式ページ
もう一度、公式ページのメニュー写真を見てください。よく見ると、サラダのカップを「置いた状態」で撮影していることがわかります。
これが炎上の一つの理由になっているわけですが…
ピサの斜塔がイメージだから、わざわざ右に傾けて「置いた」としか思えません。
仮に、このメニューがピサの斜塔と全く関係なくて、純粋に「サラダピッツァすごいだろ!カップから直接サラダを盛るんやで!」というノリのメニューだったとします。
だとしたら、炎上を避けるためにも、オリエンタルランドは「カップからサラダを盛って、作るメニューだ」ということを伝えるために「動きのあるイメージ画像」にするはずなんです。
例えば過去にこんなメニューがありました。
2013年ランドの30周年イベントの時に発売されたポップコーンシーズニング(バナナ&ガラムマサラ)。キャラメルポップコーンにバナナとガラムマサラの粉(フレーバー)をかけて食べるというメニューです。
引用:公式ページ
このメニューでは、バナナとガラムマサラの粉を自分でふりかけることが分かるように、「動きのあるイメージ画像」になっています。
このように、サラダピッツァも「動きのあるイメージ画像」を作ってよかったはず。でもそうではない。
意味もなく、ピザの上にカップをぼんっと置いて、写真を撮るほどオリエンタルランドはバカじゃないです。むしろいろいろとよく考えている企業です。
だから、わざわざカップを斜めにして「置いた状態」で撮影しているのには絶対に意味があります。
【理由③】ソアリンメニューと同日発売
極め付けはこれです。なんとこのサラダピッツァ、「ソアリンメニュー」と同日発売なんです。
新アトラクション「ソアリン:ファンタスティック・フライト」が2019年7月23日にグランドオープンします。アトラクションの場所はザンビーニ・ブラザーズ・リストランテの裏。なので、それに合わせて、ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテではソアリンスペシャルメニューが2019年7月19日から発売されます。
引用:公式ページ
これ、サラダピッツァと同日発売なんですよ。絶対意味がありますよね。
もちろん、ソアリンスペシャルメニューの発売とともにレストランの商品管理方法やオペレーションが変わるはずなので、たまたま同日の7月19日にしただけかもしれません。
が、このいかにも今すぐにでも発売開始できそうなメニューをわざわざ7月19日まで引っ張る理由…ソアリンに合わせているとしか思えません。
で、このことからホリさんはソアリンでは「ピサの斜塔の上空を飛ぶ」シーンがあるのでは?と予想しています。ホリさん鋭いなあ。
番外編『ピサの斜塔を思わせるサラダピッツァが2019年7月19日より販売』
※ちなみにホリさんはたぶん日本一のソアリンオタクです。ソアリン好きすぎて、ホリさんが店長やってる喫茶店ブログにソアリン記事を書きまくってしまうくらいです。間違いなく、日本一のソアリンオタクだと思います。ホリさん良い人だしブログ面白いので、もしよければあとで読んでください。(喫茶店もいつか行きたいなあ。)
ここまで読んで、「サラダピッツァがピサの斜塔と関係していて、ソアリンとも関係しているんだったら、なんでオリエンタルランドはサラダピッツァをソアリンスペシャルメニューの中に入れないの?」って思うかもしれませんが…
オリエンタルランドは僕らディズニー好き(Dオタ)のことを試しているんですよ。きっと。
「私たちの意図にキミたちは気づけるかな?ハハッ」って。
【理由④】他の店舗で発売されない
そして最後。このサラダピッツァ、他の店舗では発売されないんですよ。ザンビだけなんです。
パークのピザ屋さんは
【ランド】
- パン・ギャラクティック・ピザ・ポート
- キャプテンフックス・ギャレー
- ヒューイ・デューイ・ルーイのグッドタイム・カフェ
【シー】
- ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ
- セバスチャンのカリプソキッチン
です。
この中で、サラダピッツァが販売されるのはザンビだけ。やろうと思えばセバスチャンのカリプソキッチンやパン・ギャラクティック・ピザ・ポートでも発売できると思いますが、オリエンタルランドはそれをしていません。
単純にコストパフォーマンスだけを考えた経費削減メニューなら、他のレストランでも発売するはず。なのに、それをしないってことは、意味があるとしか思えません。
まとめ
引用:公式ページ
以上、サラダピッツァに深い意味が込められていると思う理由について書きました。
オリエンタルランドは、このメニューの発表を通してSNSの炎上を狙っているにちがいない、って思いました。炎上すれば、それだけ話題性が出て、購買につながったりしますからね。
いやー、オリエンタルランドはゲストの反応をよくわかっているし、上手に利用していますよ。
サラダピッツァに込められた意味と、オリエンタルランドのこの遊び心に対して、「ないわー」って批判するのはナンセンス!我々ゲストがするべきなのは、7月19日以降、サラダピッツァの写真をTwitterやInstagramに投稿しまくって、オリエンタルランドを後押しすることなはずです(笑)
最後に一言。
オリエンタルランドよ、
「サラダは自分で盛ってくださいね!」っていうオペレーションじゃなくて、
頼むからあの写真のまま提供するくらいの根性を見せてくれ!
おしまい!